05. 次のステップ

入門で触った内容を、公式資料(エンジン紹介・リファレンス)と実デモにつなげます。

まず動かして学ぶ

feature_demo.txt(紹介デモ)は、目次 *menu から「基本サンプル」「応用サンプル」の章を選んで見られます。タイトルの「はじめから」で始まります。

特定の章から見たいときは、次のように始めます。

// Windows: 起動時に章を指定する
lumina.exe --start-scenario=scenario/feature_demo --start-label=b_select

// 自分のシナリオから、デモの章へ飛ぶ
jump feature_demo *b_branch
章のラベル内容
*menu目次(基本 *menu_basic〜、応用 *menu_adv〜)
*b_select選択肢と変数
*b_branch分岐のいろいろ(条件・乱数・サブルーチン)
*a_macroマクロ
*a_flag2記録とフラグ

ほかの章は 09章の早見表 にまとめてあります。

リソースパス使い方
紹介デモGameData\data0\scenario\feature_demo.txt目次から章を選んで実物を見る。シナリオの書き方の見本にもなります
サンプル集公式 第11章コピペ可能な完成例
命令辞典公式 第10章全シナリオコマンド
feature_demo 実行画面
キャプチャ差し替え images/05_feature_demo.png

feature_demo を実行した画面

図5-1: feature_demo — 差し替え: images/05_feature_demo.png

ほかのサンプル

GameData\data0\scenario\ には、ほかにも見本のシナリオがあります。Windows では lumina.exe --start-scenario=scenario/名前 で直接始められます。

名前内容
demo_splitファイルを分けたときの行き来(紹介デモの「シナリオをファイルに分ける」から飛びます)
trans_testルール画像による場面切り替え(bg / wipe / trans)
richtext_check本文のタグ(ふりがな・色・大きさ)と、繰り返す効果音
showcase_scene紹介用の会話と選択肢。--start-label=talk / --start-label=choice で始めます。英語版は data0\lang\en\scenario\ にあります
sim_sample育成・恋愛シミュレーションの見本(設定ファイルは data0\sim\love_sample)

育成・恋愛シミュレーションの見本は、次の 1 行で始まります。命令の一覧は 公式 第10章の「育成・恋愛シミュレーション」 にあります。

lumina.exe --start-scenario=scenario/sim_sample

主な機能の入口

機能入口
多言語system\Localization.txt と data0\lang(文言の表と、言語ごとの差し替え)
フローチャートsystem\Flowchart.txt。シナリオでは setflowflag で到達を記録します
バックログsystem\Backlog.txt。プレイヤーはホイールを上へ回して開きます

便利なツール(開発環境)

ツール場所用途
ScriptEncryptor.exeTool\01_Development\build\bin\x64\Release\.txt から .lsf を作る(02章)
ScriptValidator.exeTool\01_Development\build\bin\x64\Release\スクリプトを開いて、書き間違い(エラー・警告)を一覧にする
LuminaImageCompressor.exeTool\01_Development\build\bin\x64\Release\PNG などの画像を .lgc に変換する
LuminaNovelAuthor.exeTool\02_Authoring\build\bin\x64\Release\シナリオ(ラベル・本文・ジャンプ・選択肢)を画面で編集する

公式マニュアルの読み分け

知りたいこと章
エンジン紹介・できること第1章
データとスクリプトの位置づけ第5章
ブラウザ/Android ビルド・配布第3章
システムスクリプト API(全件)第9章
シナリオ全命令第10章
育成・恋愛シミュレーションの命令第10章(sim_ 命令)
起動順・ランタイム第4章
ツール/プラグイン第7章・第8章
HTML で全部見る公式マニュアル目次

本冊で扱う範囲

含む含まない(公式マニュアルへ)
フォルダ構成、2種類のスクリプト、最初の1シーン、主要命令、フラグと分岐、マクロ、タイトル/設定接続、命令ダイジェスト、セーブ設計、feature_demo への導線 250 を超える命令(別名を含む)の網羅解説、エンジン紹介の深掘り、パック/ビルド詳細、プラグイン、ライセンス

スクリーンショットは images/ に PNG を置くと表示されます(一覧は images/README.txt)。

実践編(06〜10章)

章内容
06. フラグと分岐変数・条件分岐・選択肢ルート・永続フラグ・CG フラグ
07. マクロ繰り返し命令を1行にまとめる
08. タイトルと設定自作シナリオの接続・ConfigMenu の概要
09. 命令ダイジェスト公式第10章の抜粋・カテゴリ別一覧
10. セーブとロードセーブ種類・シナリオ設計・UI 連携

この先よく触る作業

  1. 自作シナリオをタイトルに接続する → 08章
  2. フラグで既読・ルート分岐を付ける → 06章
  3. マクロで繰り返しを減らす → 07章
  4. 配布前に .lsf へ暗号化(作品のパスワードで。Config.txt だけ既定の鍵)→ 02章
  5. セーブ地点・ルート変数の設計 → 10章
  6. 設定画面・タイトルをシステムスクリプトで整える → 08章

命令ダイジェスト・セーブ設計は 09章・10章 にあります。全命令の詳細は 公式 第10章 を参照してください。